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第1回目 「適正なIT投資額」

皆さんは、2001年に政府によって開催されたインパクというのを覚えていますでしょうか?
覚えていない人の方が多いのではないでしょうか?
私の周りでは、数秒後「あ~、あったあった」となるか、「何それ?」という反応しか返ってきません。
その程度のものですが、この壮大なイベントに掛かった費用はなんと110億円にものぼります。しかも、今はアクセスをすることすら出来なくなっています。


詳しくはこちら ↓ (是非読んでください)
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/column/fl/reg068/01.html


では、小泉内閣メルマガは取られていますか?
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
小泉内閣メルマガ発行に2001年度にかかる費用は、システム構築が約9300万円、運用費用が8300万円(10ヶ月分)です。


思わず「是非、半額でやらしてください!」って言ってしまいます。
ベンチャーシステム会社としては、これらはとても「適正なIT投資額」とは言えません。


政府の例を出しましたが、私は政府に反対する勢力ではなく、政府を批判したいわけでもありません。
同じく公共団体ですが、弊社が入居しているインキュベーションオフィスの運営団体iMedioさんも、たくさんメールマガジンを出してらっしゃいますが、小泉内閣メルマガと比べても決して見劣りするものでもないですし、数千万円以上の費用は掛かっていないでしょう。
http://www.imedio.or.jp/mailmagazine.html
やろうと思えばどこでもできるはずです。


では、政府のように大きな組織だから失敗(と決め付けてはいけませんが)したのでしょうか?
実はそうではないと私は考えてます。同じ業界の者としては恥ずかしいことですが、このような問題は政府だから起きたのではなく、額の差はあれシステム開発の現場で日常茶飯事に起きている問題なのです。


インパクや小泉内閣メルマガの予算の算出根拠は何でしょう?
箱ものへの投資や、既存のメディア(紙媒体)に比べると安いということで、検証されずに通ってしまった予算ではないか?と想像しています。


つまり、ITという新しい分野において、費用や内容を検証すべき人に必要な能力が備わっていないということです。


では、このような問題を解決するにはどうすれば良いのでしょうか。
私なりの解決策は次回。

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